ではこの病気の原因は何か、このことについてはまだ確定できる根拠は医学的に分かっていないのが現状です。
ですが、多汗症の方にほぼ共通して言えるのが、交感神経の反応の強さです。
一般人に比べて刺激を受ける感度が高く、その分、汗を分泌させる汗腺への影響も高まります。では、交感神経はどのように刺激を受けるのか、やはり精神的なものが一番大きいと言えますが、多汗症は決して精神的な病気ではない、とも言われています。
交感神経のメカニズムについては、まず緊張状態や興奮状態が起こった場合に、汗を出せと身体に命令を出す役目を持っています。
つまり、交感神経が優位になっていない状態、例えば寝ている間やリラックスしてテレビを見ている時などは、副交感神経が優位に働いていますので、肌はサラサラとして一般の方と変わりない状態を維持することができます。
精神的なものをポイントに考えるとやはり微妙ですが、少なからず関与している、ということは言えます。
就職して始めのころは汗の量が多かったけれども、そのうちに慣れてしまって汗の量も減ってきた、という場合もやはり精神的な部分が影響していると思われます。
では、遺伝的な要因はあるのでしょうか。ワキガについては遺伝があると言われていますが、多汗症は遺伝ではない、とする説が優勢のようです。
多汗症は現在国によって難治性の疾患として指定され、研究事業による研究対象として研究が進められている病気です。
つまり治療方法や原因についても人それぞれであり、その効果も人それぞれで、これだと言える方法も見つかっていない病気であると言われます。
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